退院支援分科会内で，令和４年度の退院支援分科会の動画研修時にお互いのADLなどのイメージのズレについての話があり，いかに情報を共有するかが課題と話がでました。そのためガイドの内容を通じて，どの時期にどのような情報をどのように共有するのがよいか事例を用いてグループワークができるとよいのではないかと考え，今年度は下記テーマでグループワークをする研修を企画しました。退院支援分科会メンバーがファシリテーターを行い，ケアマネジャーや相談員，看護師だけではなくリハビリスタッフや薬剤師，歯科衛生士さんにも参加をしてもらい様々な職種でざっくばらんにグループワークを行う事にしました。様々な職種で話が多くできるように，ワールドカフェスタイルで一度席替えをする方法で研修を行いました。アンケートでは，「多職種の方の考え方を聞けて貴重な体験ができた。」，「他職種との研修会に初めて参加をさせていただきました。１人の患者さんの為に色々の職業の方が同じゴールをめざす，歯科衛生士として今後の関わりを深くしていきたいと思いました。」などの意見があり，他職種の考え方の理解とともに自職種を振り返る機会となったのではと感じました。今後も，入退院支援の連携を強化できるような研修を企画していきたいと思います。

【日　時】
令和５年11月17日（金）18：30～20：00
【場　所】
函館市医師会病院　５階講堂
【内　容】
テーマ：関わっているその人のイメージ，ズレているかも？
～病院・在宅・施設間のズレないイメージの情報共有とは～
① 事例を通して，イメージのズレを考える
発表者：北海道ＭＳＷ協会南支部 医療相談員 ：岩 城　朋 美　様
② グループワーク
座　長：函館市地域包括支援センター連絡協議会 保 健 師：福 島　久美子 様

【その他】
アンケート集計結果
研修会風景